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                     「平和へ」



  いつの時代にも、「平和の使者」とよばれる人たちがいる。

  みんなが 気持ちよく くらせるように

  平和を育ててきた人たちだ。

  「平和の使者」は いつも うなずいてばかりいるのではない。

  ときには、大きな声で「NO!!」ということだってあるんだ。

  なぜなら、「平和の使者」は

  まちがったこと、不公平なことにたいして

  はっきりと、それは正しくないと 発言すべきなのだから。

  そして、まちがいをなおす働きをすべきなのだから。



  でも、またけんかが はじまるんじゃないの?



  はっきり発言するにも、いろいろなやりかたがある。

  そのなかに、平和のためにふさわしい やりかたが、きっとあると思うよ。



  戦争と戦争のあいだにあるのが 平和ではない。

  また、なんにも起こらない おだやかなことが 平和ともいえない。



  平和は、ぼくたちの 心のなかに生きていて

  大きく成長していくものなんだ。

  ぼくたちは、それをたいせつに、じょうぶな木のように 育てていこう。

  ぼくたちが 平和を育てていく人になるには、

  世界で起きていること、

  いろいろなくらしかた、考えかたがあることを知り、

  ぼくたち自身が しっかりすることだ。

  自分が考えること、信じること、感じること、行うことに

  自信を持つことだと思うんだ。

  そうすれば、自分とちがう考えの人の話も よくきけるようになるし、

  べつの立場から 見られるようになる。



  両親や先生、政治家たちが決めることに関心を持つことも たいせつだ。

  そして、なにより、いつも平和であろうと 心がけること。

  平和は ぼくたちの足もとから、

  ぼくたちとともに 歩みはじめるのだから。

​    ー「平和へ」キャサリン・スコールズ著 岩崎書店 (大塚卿之提供)


                                                       

 

                           「1967年3月6日未明に」



           人間は空を飛ぶことを夢見た
            人間は水をくぐることを夢見た
            レオナルド以前にも
            それを空想した人があるかも知れない
            レオナルド以後の多くの人々の夢は実現した

            人間と人間が殺し合わない世界の実現は
            空を飛ぶより
            水をくぐるより
            より切実な夢ではないか
            人間の集団が他の集団から襲われることを
            疑い恐れている あわれな姿
            人間として人間を恐怖する姿
            そんなことがあってよいものか
            なぜ、それをなくすことを夢みないのか
            人間が他の人間の上に爆弾を落とす
            そんなことが
            平気でできる人間がいてもいいものか

            生きようと切な願いを持つ人々
            その切な願いにかこまれて
            生きようとする自分

            自己を生かし 他を生かす
            人間の悲願のすべては
            そこにかかっているのではないか

             エラスムスが夢み
             カントが夢み
             限りなく多くの人々が夢み
             意識的にせよ 無意識的にせよ
             すべての母親が心の底に願い夢みている
               戦争なき世界がどうして実現できないのか


               社会に正しさを豊かさを育てようとする社会
               科学は何をしているのだろう
               社会をよくし正しくしようとし
               隣人愛人類愛を説き願うすべての教育者は
               何をしているのだろう
               戦争なき世界の実現は夢なのか
               夢は実現できないというのか
               空を飛び 水をくぐり 宇宙の果ての
               月に星に旅しようとする夢は実現できても
               人と人が殺し合わない世界の実現は
               できないというのか

              「人間の業の深さ」などといって良心をごまかし
               何もせず 傍観していてよいものなのか
               世界の科学者教育者
               すべての人々が手をつなぎ
               力を合わせる時が来ているのではないか
               日本の科学者は
               なぜアメリカの科学者によびかけないのか
              なぜ世界の働くもの 科学者教育者は
               団結しないのか
               なぜすべての人々は
               自分でできる平和の道をさがさないのか


                      (1967年 3月 小林 多津衛 70歳)(大塚提供)

 

         小林多津衛紹介:

         https://www.city.saku.nagano.jp/kyoiku/bunka/bunkajigyou/senjinkento.files/file1914.pdf

 

 

                                  【憲法】三原則

  憲法の三原則は20代も30代のひとたちも「平和主義・基本的人権の尊重・国民主権」と教えられてきました。

  「戦争放棄・基本的人権の保障・主権在民」だったはずです。これがために国民の意識が後退させられ、政権を支持するようにさせられてきたように思いますがいかがお考えですか?


  「戦争放棄」と言っては米軍の抑止力・核の傘を肯定できないでしょう。
「基本的人権の保障」といってきたのでは、軍備や大型公共事業を聖域にして、予算がないから尊重はするか、教育費・社会補償費は縮小するなどなりたちません。「主権在民」はなにごとも国民が主人公です。選挙の投票権がすべてではありません。


  2004年に九条の会ができても国民は本当に前文も憲法を読んできませんでした。「日本人は政治を語らない民族」として西洋諸国では定評がありました。それが日本人も2015年から変化してきました。第13条「個人の尊厳」があらゆる条文の底流にあるという発言がでてきたのです。

  日本国憲法は日本が生まれ変わる決意であり、国民の一人一人が生まれ変わる指針だと日本人は悟らねばならないと思います。

                      憲法語らいば 古川博資

                              【憲法】民主主義とは


 

  「民主主義」をはじめ「主義」のつく言葉に真実味が薄れてきました。権力の道具にさえなってきていると感じます。


【民主主義とは】

  2015年にシールズという学生団体が「民主主義って何だ!」の声をあげました。これに対して「民主主義回復」「民主主義を守れ」では答にはなっていないと思います。

  多数決民主主義そのものの問いかけを青年はしてきていると思いませんか?

   平和と平和主義
   自由と自由主義
   平等と平等主義
   立憲と立憲主義
   民主制と民主主義…


では実体が違います。

   資本制と資本主義
   社会制と社会主義
   共同体と共産主義


も違いがあります。

   「個人の尊厳」か
   「国家の尊厳」か


が基本的な違いと思いますがいかがでしょう?

  日本国憲法 対 大日本帝国憲法のようなものです。

  ~主義がつく言葉の方は全体主義で、金・暴力・権力・マスコミで多数決を誘導します。政権の道具となってきています。

  「民主主義って何だ」と言われたら「民主制」を対峙すべきでしょう。

  今日の文化状況「今だけここだけ自分だけお金だけ」がすべての世代を覆い尽くしています。

  「われらとわれらの子孫のために」が日本国憲法でした。「子孫に基地は残せない」でオールオキナワがあるように、本土も「子孫に基地と核兵器・原発は残せない」でオールジャパンをつくりましょう。

  個人の尊厳を出発点にした「民主制」の試みについておはなししましょう。

  集まった人すべてを対等平等に扱います。

  蔵で月一回、場を開いています。

  円く座ります。
  一人一人が10分以内で、みんなに聞いてもらいたいことをはなします。他の人はその間、質問も意見も一切なしでただ傾聴するだけです。一周したら、二周目はみんなの報告を聞いてこの場で浮かんだ言葉を順番にだしていきます。
二周が終わったところで、用意していたカレーライスをたべます。

  あとは自由討論です。10時に集まって4時ごろに自由参会しています。

  多数決民主主義は占領政治下の文部省が発行した「あたらしい憲法のはなし」に始まっていました。憲法には「民主主義」の文字がありません。前文の第二文「そもそも国政は国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する」とその原理が書かれています。

  どんな法律も多数議席で強行されています。

  民主制で未来を準備いたします。

                                 憲法語らいば 古川博資

        「平和こそが道なのだ。」

       平和への道はない。平和こそが道なのだ。 

 

     There is no path to peace. Peace is the path.

                    ー マハートマ・ガンデイー

                    - Mahatma Gandhi

 

 

  平和は目指すのではなく, 作り続けること .

[ 意味 ] 平和とは今作り上げるものであって, どこかの場所へ行けば自然と手に入るものではないこと . 平和は達成されるだけでなく, それを続けていって長い道を作り上げなければならない。

http://xn--28jg7cui1dyjxkv01u73ek02dxvzeba808p.com/2015/12/12/%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%81%AE%E8%A8%80%E8%91%89%EF%BC%88%E5%90%8D%E8%A8%80%E9%9B%86vol-2%EF%BC%89/

      「七つの社会的罪」

 

 

 

       1.理念なき政治 (Politics without Principle)


       2.労働なき富 (Wealth without Work)


       3.良心なき快楽 (Pleasure without Conscience)


       4.人格なき学識 (Knowledge without Character)


       5.道徳なき商業 (Commerce without Morality)


       6.人間性なき科学 (Science without Humanity)


       7.献身なき信仰 (Worship without Sacrifice)

                  - マハートマ・ガンデイー

​                         - Mahatma Gandhi

註1.以下はウィキペディアから引用:


「南アフリカで弁護士をする傍らで公民権運動に参加し、帰国後はインドのイギリスからの独立運動を指揮した。その形は民衆暴動の形をとるものではなく、「非暴力、不服従」(よく誤解されているが「無抵抗主義」ではない)を提唱した。
この思想(彼自身の造語によりサティヤーグラハ(英語版)、すなわち真理の把握と名付けられた)はインドを独立させ、イギリス帝国をイギリス連邦へと転換させただけでなく、政治思想として植民地解放運動や人権運動の領域において平和主義的手法として世界中に大きな影響を与えた。特にガンディーに倣ったと表明している指導者にマーティン・ルーサー・キング・ジュニア、ダライ・ラマ14世等がいる。」

註2.以下は現在の日本社会に当てはめたらどうなるかを考察したもの 〔写真・ビデオなどは以下のサイトでご覧ください:「お役立ち情報の杜(もり)」:http://useful-info.com/seven-social-sins):

 

1925年10月22日、マハトマ・ガンジーは雑誌『Young India』にて、「七つの社会的罪」(Seven Social Sins)を指摘しました。

 上記の各々を、今の日本社会に当てはめて私なりに解釈しました。参考にしてください。

1.理念なき政治
 アメリカに隷従していると独立国としての気概は生まれませんし、政治に理念を期待することもできません。

 

写真(アメリカの議員にペコペコする安倍総理) 出典:http://news.sina.com.cn/w/p/2014-01-21/233429310152.shtml

 

2.労働なき富
 今や空虚な響きしかないアベノミクス。内閣支持率を維持するために、国民の年金積立金を何十兆円もつぎ込み株高を演出しています。将来、年金資産は消えてしまっても、海外投資家・資産家は株を売り抜けて巨額の利益を手にするでしょう。

 

写真(日経平均株価) 出典:ANNニュース

 

3.良心なき快楽
 日本は世界一のギャンブル大国です。パチンコ業界の売上だけでも年間19兆円弱になります(2013年)。ギャンブル業界に取り込まれて中毒状態になってしまった人が数百万人います。ギャンブル依存症は病気であり、現実に深刻な社会問題になっています。
 その社会問題をさらに悪化させるような法案を安倍政権は国会へ再提出しました。カジノを合法化するためのカジノ解禁推進法案です。これには約200人の国会議員が賛同しているというから驚きです。
 ギャンブルを通して人々から金をむしり取って得をするのは、業界の経営者・天下り官僚・政治家くらいなものです。より多くの依存症患者を生み出すことは間違いないでしょう。ギャンブル行為そのものからは何も生産的なものは生まれません。人間の堕落に手を貸すだけであり、社会・経済の発展に結び付くことはありません。
 日本国民の幸福・安全・安心・健康に対して無関心である自民党政権の本質が垣間見えます。

 

出典:しんぶん赤旗

 

4.人格なき学識
 政治家は憲法遵守義務があるのですが、安倍政権は違憲の安保法案を成立させようと躍起になっています。最近は、危機感を持って安保法案に反対の意思表示をする人が増えてきていると思いますが、無関心層の割合は依然として高いと思います。
 憲法9条については日本人ならば学校で必ず学びますが、お飾りの知識ではなく自分の血肉にするのは、実は大変なことです。下記のブログ記事を参考にしてください。

【意外?】戦争で地獄の苦しみを味わった元アメリカ海兵隊員だからこそ憲法9条の有り難さを理解できる。

5.道徳なき商業
 ブラック企業として名高いワタミの創業者である渡邉美樹氏は国会議員であり、自民党に公認され当選しました。

 

写真(渡邉美樹氏と安倍総理) 出典:www.logsoku.com

 

6.人間性なき科学
 チェルノブイリ以来の最悪事故が福島第一原子力発電所で発生し、周辺の広大なエリアが放射性物質に汚染されました。事故はいまだに収束しておらず、最終的な汚染規模がどの程度になるか予想もつきません。健康被害も含めて、今後何世代にも渡って事故の影響が続くと思われます。

 

写真(福島原発事故) 出典:brainz.org

 

7.献身なき信仰
 宗教法人である靖国神社の基本的な考えは、次の通りです。

「天皇の軍隊が行ったのは自衛のための戦争であり、侵略戦争では断じてない。日本軍の行動を邪魔する者は皆テロリストだ。我々は何も悪いことはしていないので謝罪する必要はない。」

 安倍総理は、日本が過去に行った侵略戦争の事実を認めず、過ちから学ぼうともせず、歴史を改竄することに熱心です。日本を「美しい国」にしたがっている安倍さんは靖国神社が大好きです。

 

出典:テレビ朝日

 

 下のYouTubeビデオも参考にしてください。人により受け取り方は様々だと思います。

マハトマ・ガンジー 格言・金言・名言集(4分58秒)

以上

    

           「真理のみ勝つ。」

             真理のみ勝つ。

            Truth only wins.

           Satyam eva jayate .

                   - Mundaka Upanishad

註1:出典・影響・アショーカ王石柱などについては以下を参照ください:https://en.wikipedia.org/wiki/Satyameva_Jayate

註2:英語で検索結果:http://missourizencenter.org/mzcherenow/?p=5212

       

                                                             

  サーロー節子さん ICANノーベル平和賞授賞式 演説全文

 

 

  ノーベル平和賞の授賞式では、受賞者のICAN=核兵器廃絶国際キャンペーンとともに活動してきた、広島の被爆者でカナダ在住のサーロー節子さん(85)が被爆者として初めて演説し、核兵器をめぐり緊張が高まる中でも核廃絶を目指すべきだと力強く訴えました。演説全文の日本語訳を掲載しました。(※日本語訳はICANによる)

  「陛下、ノルウェー・ノーベル委員会の皆さま、この場にいる、また世界中の仲間のキャンペーナーの皆さん、皆さま、この賞をベアトリスと共に、ICAN運動にかかわる類い希なるすべての人たちを代表して受け取ることは大変な光栄です。皆さんお一人お一人が、核兵器の時代を終わらせることは可能であるし、私たちはそれを成し遂げるのだという大いなる希望を与えてくれます。

私は、広島と長崎の原爆投下から奇跡的に生き延びた被爆者の一人としてお話をします。私たち被爆者は、70年以上にわたり、核兵器の完全廃絶のために努力をしてきました。

  私たちは、世界中でこの恐ろしい兵器の生産と実験のために被害を受けてきた人々と連帯しています。長く忘れられてきた、モルロア、エッケル、セミパラチンスク、マラリンガ、ビキニなどの人々と。その土地と海を放射線により汚染され、その体を実験に供され、その文化を永遠に混乱させられた人々と。

  私たちは、被害者であることに甘んじていられません。私たちは、世界が激しく爆発して終わることも緩慢に毒に犯されていくことも受け入れません。私たちは、大国と呼ばれる国々が私たちを核の夕暮れからさらに核の深夜へと無謀にも導いて行こうとする中で、恐れの中でただ無為に座していることを拒みます。私たちは立ち上がったのです。私たちは、私たちの生存の物語を語り始めました。人類と核兵器は共存できない、と。

  今日私は皆さんに、この会場において、広島と長崎で非業の死を遂げたすべての人々の存在を感じていただきたいと思います。皆さんに、私たちの上にそして私たちの周りに、25万人の魂の大きな固まりを感じ取っていただきたいと思います。その一人ひとりには名前がありました。一人ひとりが、誰かに愛されていました。彼らの死を無駄にしてはなりません。

  米国が最初の核兵器を私の暮らす広島の街に落としたとき、私は13歳でした。私は今でも鮮明にその朝のことを覚えています。8時15分、私は窓から目をくらます青白い閃光を見ました。私は、宙に浮く感じがしたのを覚えています。

  静寂と暗闇の中で意識が戻ったとき、私は、自分が壊れた建物の中で身動きがとれなくなっていることに気がつきました。私の同級生たちが「お母さん、助けて。神様、助けてください」とかすれる声で叫んでいるのが聞こえ始めました。

  そのとき突然、私の左肩を触る手があることに気がつきました。その人は「諦めるな、押し続けなさい。あなたを助けてあげるから。あの隙間から光が入ってくるのが見えるだろう?そこに向かって、なるべく早く、はって行きなさい」と言うのです。私はそこからはい出てみると、崩壊した建物は燃えていました。その建物の中にいた私の同級生のほとんどは、生きたまま焼き殺されていきました。私の周囲全体には異常な、想像を超えた破壊がありました。

  幽霊のような姿の人たちが、足を引きずりながら行列をなして歩いていきました。恐ろしいまでに傷ついた人々は、血を流し、火傷を負い、黒こげになり、膨れあがっていました。体の一部を失った人たち。肉や皮が体から垂れ下がっている人たち。飛び出た眼球を手に持っている人たち。お腹が裂けて開いている人たち。そこから腸が飛び出て垂れ下がっている人たち。人体の焼ける悪臭が、そこら中に蔓延していました。

  このように、一発の爆弾で私が愛した街は完全に破壊されました。住民のほとんどは一般市民でしたが、彼らは燃えて灰と化し、蒸発し、黒こげの炭となりました。その中には、私自身の家族や、351人の同級生もいました。

その後数週間、数カ月、数年にわたり、何千人もの人たちが、放射線の遅発的な影響によって、次々と不可解な形で亡くなっていきました。今日なお、放射線は被爆者たちの命を奪っています。

  広島について思い出すとき、私の頭に最初に浮かぶのは4歳の甥、英治です。彼の小さな体は、何者か判別もできない溶けた肉の塊に変わってしまいました。彼はかすれた声で水を求め続けていましたが、息を引き取り、苦しみから解放されました。

私にとって彼は、世界で今まさに核兵器によって脅されているすべての罪のない子どもたちを代表しています。毎日、毎秒、核兵器は、私たちの愛するすべての人を、私たちの親しむすべての物を、危機にさらしています。私たちは、この異常を、これ以上許していてはなりません。

  私たち被爆者は、この苦しみと、生き残るためまた灰の中から自らの人生を立て直すための険しい闘いの中で、この世に終わりをもたらす核兵器について世界に警告しなければならないと確信しました。くり返し、私たちは証言をしてきました。

それにもかかわらず、広島と長崎の残虐行為を戦争犯罪と認めない人たちがいます。彼らは、これは「正しい戦争」を終わらせた「よい爆弾」だったというプロパガンダを受け入れています。この神話こそが、今日まで続く悲惨な核軍備競争を導いているのです。

  今日9カ国は、都市全体を燃やし尽くし、地球上の生命を破壊し、この美しい世界を将来世代が暮らしていけないものにすると脅し続けています。核兵器の開発は、国家の偉大さが高まることを表すものではなく、国家が暗黒の淵へと堕落することを表しています。核兵器は必要悪ではなく、絶対悪です。

  今年7月7日、世界の圧倒的多数の国々が核兵器禁止条約を投票により採択したとき、私は喜びで感極まりました。かつて人類の最悪のときを目の当たりにした私は、この日、人類の最良のときを目の当たりにしました。私たち被爆者は、72年にわたり、核兵器の禁止を待ち望んできました。これを、核兵器の終わりの始まりにしようではありませんか。

  責任ある指導者であるなら、必ずや、この条約に署名するでしょう。そして歴史は、これを拒む者たちを厳しく裁くでしょう。彼らの抽象的な理論は、それが実は大量虐殺に他ならないという現実をもはや隠し通すことができません。「抑止」論なるものは、軍縮を抑止するものでしかないことはもはや明らかです。私たちはもはや、恐怖のキノコ雲の下で生きることはしないのです。

  核武装国の政府の皆さんに、そして、「核の傘」なるものの下で共犯者となっている国々の政府の皆さんに申し上げたい。私たちの証言を聞き、私たちの警告を心に留めなさい。そうすれば、必ずや、あなたたちは行動することになることを知るでしょう。あなたたちは皆、人類を危機にさらしている暴力システムの不可欠の一部分なのです。私たちは皆、悪の凡庸さに気づかなければなりません。

  世界のすべての国の大統領や首相たちに懇願したい。核兵器禁止条約に参加し、核による絶滅の脅威を永遠に除去してください。

  私は13歳の少女だったときに、くすぶる瓦礫の中に捕らえられながら、押し続け、光に向かって動き続けました。そして生き残りました。今、私たちの光は核兵器禁止条約です。この会場にいるすべての皆さんと、これを聞いている世界中のすべての皆さんに対して、広島の廃墟の中で私が聞いた言葉をくり返したいと思います。「諦めるな。押し続けろ。光が見えるだろう?そこに向かってはって行け。」

  今夜私たちがオスロの街をたいまつを灯して行進するにあたり、核の恐怖の闇夜からお互いを救い出しましょう。どのような障害に直面しようとも、私たちは動き続け、押し続け、この光を分かち合い続けます。この光は、この一つの尊い世界が生き続けるための私たちの情熱であり、誓いなのです。」

      Nobel Peace Prize Speech

       by ICAN campaigner,

   Hiroshima survivor Setsuko Thurlow

  Your Majesties,

  Distinguished members of the Norwegian Nobel Committee,

My fellow campaigners, here and throughout the world,

Ladies and gentlemen,

  It is a great privilege to accept this award, together with Beatrice, on behalf of all the remarkable human beings who form the ICAN movement. You each give me such tremendous hope that we can -- and will -- bring the era of nuclear weapons to an end.

  I speak as a member of the family of hibakusha -- those of us who, by some miraculous chance, survived the atomic bombings of Hiroshima and Nagasaki. For more than seven decades, we have worked for the total abolition of nuclear weapons.

  We have stood in solidarity with those harmed by the production and testing of these horrific weapons around the world. People from places with long-forgotten names, like Moruroa, Ekker, Semipalatinsk, Maralinga, Bikini. People whose lands and seas were irradiated, whose bodies were experimented upon, whose cultures were forever disrupted.

  We were not content to be victims. We refused to wait for an immediate fiery end or the slow poisoning of our world. We refused to sit idly in terror as the so-called great powers took us past nuclear dusk and brought us recklessly close to nuclear midnight. We rose up. We shared our stories of survival. We said: humanity and nuclear weapons cannot coexist.

  Today, I want you to feel in this hall the presence of all those who perished in Hiroshima and Nagasaki. I want you to feel, above and around us, a great cloud of a quarter million souls. Each person had a name. Each person was loved by someone. Let us ensure that their deaths were not in vain.

  I was just 13 years old when the United States dropped the first atomic bomb, on my city Hiroshima. I still vividly remember that morning. At 8:15, I saw a blinding bluish-white flash from the window. I remember having the sensation of floating in the air.

  As I regained consciousness in the silence and darkness, I found myself pinned by the collapsed building. I began to hear my classmates' faint cries: "Mother, help me. God, help me."

Then, suddenly, I felt hands touching my left shoulder, and heard a man saying: "Don't give up! Keep pushing! I am trying to free you. See the light coming through that opening? Crawl towards it as quickly as you can." As I crawled out, the ruins were on fire. Most of my classmates in that building were burned to death alive. I saw all around me utter, unimaginable devastation.

  Processions of ghostly figures shuffled by. Grotesquely wounded people, they were bleeding, burnt, blackened and swollen. Parts of their bodies were missing. Flesh and skin hung from their bones. Some with their eyeballs hanging in their hands. Some with their bellies burst open, their intestines hanging out. The foul stench of burnt human flesh filled the air.

  Thus, with one bomb my beloved city was obliterated. Most of its residents were civilians who were incinerated, vaporized, carbonized -- among them, members of my own family and 351 of my schoolmates.

 

  In the weeks, months and years that followed, many thousands more would die, often in random and mysterious ways, from the delayed effects of radiation. Still to this day, radiation is killing survivors.

  Whenever I remember Hiroshima, the first image that comes to mind is of my four-year-old nephew, Eiji - his little body transformed into an unrecognizable melted chunk of flesh. He kept begging for water in a faint voice until his death released him from agony.

  To me, he came to represent all the innocent children of the world, threatened as they are at this very moment by nuclear weapons. Every second of every day, nuclear weapons endanger everyone we love and everything we hold dear. We must not tolerate this insanity any longer.

Through our agony and the sheer struggle to survive -- and to rebuild our lives from the ashes -- we hibakusha became convinced that we must warn the world about these apocalyptic weapons. Time and again, we shared our testimonies.

  But still some refused to see Hiroshima and Nagasaki as atrocities -- as war crimes. They accepted the propaganda that these were "good bombs" that had ended a "just war". It was this myth that led to the disastrous nuclear arms race -- a race that continues to this day.

  Nine nations still threaten to incinerate entire cities, to destroy life on earth, to make our beautiful world uninhabitable for future generations. The development of nuclear weapons signifies not a country's elevation to greatness, but its descent to the darkest depths of depravity. These weapons are not a necessary evil; they are the ultimate evil.

  On the seventh of July this year, I was overwhelmed with joy when a great majority of the world's nations voted to adopt the Treaty on the Prohibition of Nuclear Weapons. Having witnessed humanity at its worst, I witnessed, that day, humanity at its best. We hibakusha had been waiting for the ban for seventy-two years. Let this be the beginning of the end of nuclear weapons.

  All responsible leaders will sign this treaty. And history will judge harshly those who reject it. No longer shall their abstract theories mask the genocidal reality of their practices. No longer shall "deterrence" be viewed as anything but a deterrent to disarmament. No longer shall we live under a mushroom cloud of fear.

  To the officials of nuclear-armed nations -- and to their accomplices under the so-called "nuclear umbrella" -- I say this: Listen to our testimony. Heed our warning. And know that your actions are consequential. You are each an integral part of a system of violence that is endangering humankind. Let us all be alert to the banality of evil.

  To every president and prime minister of every nation of the world, I beseech you: Join this treaty; forever eradicate the threat of nuclear annihilation.

  When I was a 13-year-old girl, trapped in the smouldering rubble, I kept pushing. I kept moving toward the light. And I survived. Our light now is the ban treaty. To all in this hall and all listening around the world, I repeat those words that I heard called to me in the ruins of Hiroshima: "Don't give up! Keep pushing! See the light? Crawl towards it."

  Tonight, as we march through the streets of Oslo with torches aflame, let us follow each other out of the dark night of nuclear terror. No matter what obstacles we face, we will keep moving and keep pushing and keep sharing this light with others. This is our passion and commitment for our one precious world to survive.

                                世界の九条

  九条は、原爆の登場で戦勝国も敗戦国もない、戦争放棄・戦力放棄・交戦権否認として生まれました。「われらとわれらの子孫のために」日本国憲法は、いのちの尊厳を宣言しています。

  70年後の12/10に、サーロー節子さんは「核兵器の終わりの始まりにしよう」と、フィンさんは「核兵器の終わりかそれともわれわれの終わりか」「核の傘下の日本政府は共犯者になるのか」と発言されています、あらためて「いのちの尊厳」の声を聞きました。

  もはや世界の九条ですね。

  「核兵器を終わりにしよう」から呼びかけていく決意です。


                                                                    憲法語らい場 古川ひろすけ

       国民の安心安全は戦争できること?



  日独伊三国同盟を1940年9月に調印。10月には全政党を解散して大政翼賛会を発会して戦争へ総動員していきます(共産党は非合法)。


1941.3/1 小学校を国民学校と改める。
   12/8 太平洋戦争開戦。
1945.3/10 東京大空襲。
 3/26~6/23 沖縄戦。
 5/8 ドイツ降伏(イタリアは1943.9にすでに降伏)。日本 ただ一国だけが世界平和

   の敵となっていた。
 8/6 広島と8/9長崎に米国が原爆を投下。

 8/8 ソ連参戦。
 8月15日 玉音放送、9/2 降伏文書に調印(日本の敗戦)。


  これよりGHQ(連合軍総司令部)( 長官はマッカーサー)が日本政府を占領下に置

  いてます(1952年4月28日サンフランシスコ講和条約発効の日まで)。

  その中にあって

 

1946.4/10総選挙、共産党も合法化されて、初めて婦人にも参政権を与えられた。

  大選挙区・比例代表選挙で議員を選びました(自由党141・進歩党94・社会党

  92・共産党5・諸派38・無所属81、婦人の当選者39人)。「正当に選挙された

  国会における代表者を通じて行動し、この憲法(日本国憲法)を確定する」。

 11/3 憲法公布、翌年5/3施行。
  このときは「戦争放棄・戦力放棄・交戦権否認」の九条です。
1950年6/25 朝鮮戦争勃発(~1953)、米軍か日本から参戦。マッカーサーは基地

  の米軍家族の安全を守るために警察予備隊75000人の設置を日本政府に指令し

  ました。52年に保安隊となり、54年には自衛隊となる。
1952年4/28でGHQの占領政治は終結したはずですが、二国間では日米安保条約が

  結ばれていました。日本全土を米軍基地に提供し米軍がそのままいすわることを

  認めてきています。

1955年11/15日本自由党と改進党が保守合同して、自由民主党となりました。自民

  党は結党以来憲法改定を党是としています。1960年には新日米安保条約に改定

  させています。一貫して日米同盟に貢献してきたといえるでしょう。


  人々の安全・安心は暮らしといのちを守ることに役立つ消防隊員であり警察官でしょう。(介護士・保育士・教師…なども)
  国家の安全安心を守るのが自衛隊・機動隊なのかもしれません。

  軍事優先の政治をしていくことになれば社会保障費・教育費は削られていって限りなく北朝鮮の国家の姿に近づくことになりませんか?

  孤立・独裁・核武装は国民・人類・生類の為にならず、どの国とも善隣友好の広域・民主・自由・平和の文化交流が未来の姿でしょう。

​                       憲法語らい場 古川ひろすけ

            おしつけ

  「おしつけ」というコトバを20代は極度にきらいます。
「押しつけ憲法」というコトバは20代をとらえています。

守るは保守、変えるはリベラルと思っているキライがあります。

  憲法は占領下ではあっても全世界の注視の中で、公正に選出した代表者たちの議会審議がなされています。
(おしつけではありません*)
他方、自衛隊の前身警察予備隊も日米安保条約も、指令そのもので議会の論議ができていません。(おしつけです*)

 

  「押しつけ」が転倒していることを歴史から学んでほしい。あるべき姿の答は日本国憲法前文の中から見つけることになるでしょう。


                       憲法語らい場 古川ひろすけ

*註:カッコ内はサイト管理人コメントです(参考:1.「年次改革要望書(「日米規制改革および競争政策イニシアティブに基づく要望書」で米国の要望実現、2.日米合同委員会):1. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B4%E6%AC%A1%E6%94%B9%E9%9D%A9%E8%A6%81%E6%9C%9B%E6%9B%B8

2. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%B1%B3%E5%90%88%E5%90%8C%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A

 

 

        日本国憲法と自衛隊



     2017年12月10日ICAN ノーベル平和賞受賞

    「核兵器の終わりかそれともわれわれの終わりか?」


   ヒロシマ・ナガサキの原爆からみても、戦争放棄しかありえない!

   日本国憲法(1947.5.3)前文

   (その一から)

 われらとわれらの子孫のために

 諸国民との協和による成果と(善隣友好)
 わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し

 政府の行為によって
 再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し(第9条戦争放棄・

 戦力放棄・交戦権の否認)

 ここに主権が国民に存することを宣言し

 この憲法を確定する。



   (その八から)


 われらは
 いずれの国家も
 自国のことのみに専念して
 他国を無視してはならないのであって
 政治道徳の法則は普遍的なものであり
 この法則に従うことは
 自国の主権を維持し
 他国と対等関係に立とうとする
 各国の責務であると信じる。


  日本は平和・民主・文化国家に生まれ変わりました。国民の一人一人も生まれ変わる決意を示しました(参照:憲法普及会発行「新しい憲法 明るい生活」*)。

  サンフランシスコ講話条約の発効(1952.4.28)をもって、日本は真の独立国としてスタートするはずでした。
 それが日米安保体制に組み込まれていたのです。
自衛隊も米軍基地もアメリカの安保体制そのものでした。当時、原爆保有していたのがアメリカ一国でしたから、イタリア・ドイツ・日本にも米軍基地をおいて米軍家族を駐留させました。アメリカの世界支配が始まりました。自衛隊も日本の軍備も安保体制の要請です。
 日本政府はついに2015年9月19日、九条に集団的自衛権容認の解釈をつけて「安保法制」を決定しました。公然と日米同盟と言いだしています。あとは自衛隊を軍隊とするためにひた走り続けています。この時、市民と野党共闘が始まりました。九条の底流には第13条「個人の尊厳」があり、前文が前提にあることに気づいた人々がでてきました。

  自衛隊は第13条(個人の尊厳)・第18条(奴隷的拘束・苦役の禁止)・第28条(労働三権)からしても憲法体制のものではありません。アメリカの要請の日米安保条約からのものでしかありません。


憲法上、国民の安心安全のためには「消防隊の拡充」をすることでしょう。
世界でなら核兵器とその傘を終わりとすることです。


その時にはアメリカでも日本でも貧困格差を作り出して、軍隊募集をする必要がなくなります。


  主権在民に目覚めて日本国憲法体制を回復し、いのちの尊厳をこそ守り抜く未来を準備しましょう。

オキナワで始まっています:「美ら海を守れ、子どもや孫に基地は残せない」

世界のいわゆる小国(2/3)と連帯して大国の核兵器を廃絶する闘いから2018年は始まることになるでしょう。

憲法体制か安保体制か? 私たちが安保体制に組み込まれようとしている今こそ憲法体制を堅持して、日本・世界の人権の尊重と地球の生命の全体健全を守りましょう。

     2017.12.31           憲法語らい場 古川ひろすけ

  

   *本サイト「内容」中の平和・日本国憲法・資料1に「新しい憲法 明るい生活」文書(PDF)掲載。

 

 

                                         空に書く

 

          自然全体健全命帝釈網文化へ

  大国は金・物・力でその奪い合いをする人工一極集中金字塔文明を拡大して99%の人類(99.9999%の生類)を分断・孤立し人類全体を五過(錯誤・束縛・差別・搾取・殺戮)に導き、核・戦争・基地を手放そうとはしません。

  大衆(小国・99%)は命・心・和でこの分ち合いをする自然全体健全命帝釈網文化を拡大して1%を抱擁・連帯し人類全体を五福(覚醒・自由・平等・博愛・平和)に導き、核・戦争・基地などを放棄しましょう。

   以下は別MLに投稿したものですがご覧の上ご協力ください:

 

   主題:「市民の平和大使の贈物がどのように時空を越えたか」

 

各位

 

首記の記事を全部日本語訳し英語を削除したものを下記に載せました:

 

https://globalethics.wordpress.com/2017/12/28/%E5%B8%82%E6%B0%91%E3%81%AE%E5%B9%B3%E5%92%8C%E5%A4%A7%E4%BD%BF%E3%81%AE%E8%B4%88%E7%89%A9%E3%81%8C%E3%81%A9%E3%81%AE%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AB%E6%99%82%E7%A9%BA%E3%82%92%E8%B6%8A%E3%81%88%E3%81%9F/

 

 (この記事より引用:「日本に25年過ごした教育者で著述家であり会衆派牧師のシドニー・ギューリック博士はこれらの新しい政策(移民禁止法)を深く憂慮していました。彼は国家間あるいは政府間に如何なる意見不一致があっても「市民達が努力してそれに打ち克ち友となる」と信じており、世界の未来は子供達の心と手にあると信じていました。」)

 

  「人形大使」の創始者は政府を超えて市民が連帯すれば境界を越えて問題を解決し平和を達成できると信じていました。1%権力が市民から遊離し私利に走り核・戦争などの危機を生んでいる今こそ99%市民が連帯して地球問題群を解決すべきだと思います。

 

   ブッダは水・砂・岩に書く者の話をしましたが、今や空(電波)に書いて世界を親友網で繋ぐ情報革命によって民主革命・地球革命を達成できるのではないでしょうか?世論調査・デモも無視される可能性がありますが、集めた署名は否定しようがなく皆が納得できます。日本・世界の一人一人を繋いで核・戦争廃止を達成しましょう!

 

www.heiwasekai.orgにアクセス頂きご協力頂ければ幸甚です。

 

 

註:水に書くのは無執着の仏、土に書くはオトモダチ、岩に書くはアショーカ王(石柱法勅)。親友網(mitra-net)はIndra-netから(Mitra, Mithra, Mirokuなどは皆の可能性)。

         2017年は偉大な年: 

        核兵器の終わりの始まり

 

     新年あけましておめでとうございます(冬至11日目)!


          2017年は偉大な年となりました。
          核兵器の終わりのはじまりです。

  原爆保有がゆえにアメリカに従属する日本と世界がつくられてきたことがくっきり見えてきました。

  日本国憲法の普及は1948年までのことで、日本の独立(1952.4.28)が規定され、日米同盟、憲法改悪の道筋が創られてきました。 


     2017には憲法の前文と第13条を人々は読み始めました。


  核兵器に「悪魔の兵器」の烙印が押されました。地球人が、日米同盟と日本国憲法の改憲は決して許さない「はじまり」となるでしょう。

  日本国憲法は「いのちの歓びと交歓こそが平和」と語り出してくるでしょう。

     2018共通年元旦       憲法語らい場  古川ひろすけ

 

    Welcome to 2018. Is this a turning point?

      2018年へようこそ:これが転換点?

       Washington Post:ワシントンポスト紙

    https://www.washingtonpost.com/opinions/1918-was-a-turning-point-is-2018/2017/12/31/947ae72a-ecae-11e7-8a6a-80acf0774e64_story.html?utm_term=.a5441526ef00&wpisrc=nl_most&wpmm=1

                     「立憲主義」
 

 


  立憲主義と言う言葉を2013年から一部の学者が流行らせました。

  憲法が政治をやる者を縛る?
ちっともそうなっていないではないですか!

  憲法学習で教師たちも「立憲主義」を盛んに使いました。

「99条」*を守らせればいいものを!

  今や大日本帝国憲法をもって、アジアで最初の「立憲国家」と教科書で書かれています。
  自由民権運動こそ立憲運動なのに、これを圧殺した大日本国憲法は憲法と言えないとおもうけど、「立憲主義」だと受け入れることになります。

  安倍首相は「自衛隊」を憲法に書き入れないと「立憲主義の空洞化」になると言っている。自衛隊は憲法違反という学者はなくなるというわけだ。

  「真理と平和を希求」し言葉の曖昧さに厳格にならなければ、若者に通じませんし未来の準備にはならない。

                  憲法語らい場    古川ひろすけ

​ 

第99条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員はこの憲法を尊重し擁護する義務

      を負う。

         核兵器のボタンを握るもの


 

  人類史のごくごく最近の70数年のことです(1945~)

  最初はアメリカだけでした。この時点で新憲法を持って主権国家として出発するはずの日本がアメリカにはものが言えなくされました(1952)

核兵器を持つ国が増えてきました。ソ連(ロシア)・イギリス・フランス・中国さらにインド・パキスタン・イスラエルそして北朝鮮。

  今、核兵器のボタンを握っているのはトランプと金正恩です(プーチンも)

  世界にはアメリカの核兵器に忖度する国々があります。

  そうです。核兵器は悪魔の兵器です。
2017.7.7から「核兵器の終わりの始まりにしよう」と呼びかけられました。

  日本人にできることは安倍首相にトランプに忖度することをやめさせることではないでしょうか?

  これが難しい
私たちは「今だけ自分だけお金だけ」人間にされているからです。

  安倍首相は北朝鮮の核ミサイルの危機をあおり・原発再稼働・カジノで、「われらとわれらの子孫のために」の日本国憲法を骨抜きにかかってきています。

  私たちは「99条の会」を立ち上げて、政権担当者を公僕にかえる闘いが待っています。

  「憲法を守れ」「9条守れ」ではなく、われわれが主権者であることを再確認せねばなるまい。

       2018.1.9      憲法語らい場   
古川ひろすけ

             核破滅の根源

 

  核のボタンをいつでもおすことのできるトランプという名の幼稚園児もこまりものですが、

  この「危機」に関しては、マスコミも「識者」といわれるひとびとも口にしないひとつのことに、じつは、

根本的な原因があるのだと、わたしは考えています。なにか?

 

  核兵器を独占している大国、とりわけアメリカ合衆国が、核廃絶に踏みきらないかぎり、

  あるいは、すくなくとも核軍縮に真剣にとりくむ姿勢を明示しないかぎり、

核爆発による地球破壊・人類滅亡の脅威はなくならない、という、単純な事実です。

 

  「北」の「挑発」を非難するまえに、「北」に対して一方的に核廃絶を要求するまえに、

なぜ、アメリカ自身が模範を示さないのか?

  率先して核廃絶をおこなってこそ、はじめて、「北」に開発をやめよという「資格」が生ずる。

 

  現実に「挑発」しているのは、アメリカのほうではないのか?

アメリカの核の脅威が消滅しないかぎり、「北」が核開発をやめることは、

理の当然として、ないはずです。

 

  国連で、せっかく、画期的な核兵器廃絶条約を決議採択したというのに、

アメリカをはじめ核大国のどこも参加しようとしていない。

そのアメリカの属国である実態を天下にさらして恥じることを知らぬアベ政権に対して、

日本「国民」は、全体として、批判できないでいる。

こんなありさまこそが、危機の根本原因ではないのか?

 

  ソ連と「大日本帝国」の傀儡国家「満州国」との国境近くで、かつておこなわれた

「関東軍特別大演習(関特演)」が、ソ連に対する軍事的挑発であったことは、

いまでは歴史的事実として確証されています。

 

  ならば、「北」のすぐ近くで、「関特演」などおよびもつかない大規模な、

最新鋭の兵器を総動員した「米韓軍事演習」を展開していることそれ自体が、

はたして、倫理的・政治的・軍事的に正しい施策であるのか?

 

  クラウゼヴィッツをことさらにもちだすまでもなく、

現代の戦争手段が過去とはくらべものにならないほど巨大で細密になっているとはいえ、

戦争が政治の延長線上にあること、および、

戦争とは外交の失敗を意味する事態であること、

このふたつの点においてはかわりはない。

 

  なのに、もはや「交渉」をする状況ではなくなった、

圧力をかける以外にのこされた手段はない、などと、

いけしゃあしゃあとほざくような人物が、

この日本国を代表し統治しているのだという事実を、

恥じずに、放置したままにしておくのなら、

そのような「国民」に未来はないでしょう。

 

                     彦坂 諦

         一切問題の根源

 

  普遍的真理・倫理の私物化・死物化が一切の問題の根源にあります。何百億年の因縁により生起した宇宙も地球も生類も人類も誰のものでもなく誰も殺し壊す権利はありません。食物・事物はその生命・現象を頂戴・拝借しているのです。

 

  我見・我利が人類・生類を絶滅させうるシステム(政治・経済・社会・文化の組織・体系・体制・制度)は誤りです。一人の一存で今ここで核戦争・核破滅が起きるシステム下に人類・生類は置かれていることを知り変えなければなりません。

  文明のシステムを作ったのは人間です。人間一人一人が人類・生類を破滅させるそのようなシステムを作ったことに責任があります。大小の差はあれ自分のことにかまけてそれを変えないことは破滅の責任を負うことになります。

 

  トランプほかの一存で核兵器で地球生命系を破滅させうる制度・方法を緊急に改める必要があります。先ず核兵器を無くし戦争そのものを無くすことが必要です。権力者も軍事大国も我見・我利の為にそのような変化を阻止するでしょう。

  一人一人が普遍的真理に目覚め、普遍的倫理を実行しなければ一切の問題は解決せず、人類・生類の今にも起こりうる破滅の脅威を避けることはできません。一人一人は無力に見えても全力で多数者の人類・生類と繋がれば世界はかわります。

  あらゆる変化・改革は一人から、そして多数者が共に友となって連帯して成し遂げられました。核破滅の脅威が目の前にあるこの期に及んで自分・名利・金品・地位などに拘っていることは我見・我慢(高慢)我利以外の何者でもありません。

  「まさかの時の友こそ真の友」の通り「一切人類・生類のまさかの時」に「真の友」とならずに人間(人と人との間柄・親愛:仁:愛:慈悲)として生類(生命・生活・一生・生態・生圏共有者)としてあることは真理・倫理に背きます。

  トランプ・安倍・金などの私物化・死物化を改める人類の大衆運動が緊要です。金で裏から政権を動かした過去の例から金そのものが権力の権化として現れた独裁者達の詐欺(米国・日本とか「国家」を語り私利追及)に決別しましょう! 

 一切人類・生類の友となることこそ「真の友・親友」です。帝釈網のように親友網で世界を繋ぎ皆が輝き反映し合う全体健全の世界を作り現在の自らと将来の一切平安の中で一切と真に覚醒・自由・平等・博愛・平和に生きられるように!
                             大道魯参
​              枠組転換」
                                      Paradigm Shift
       枠組転換           Paradigm         Paradigm
        (日本語)          Shift                Shift Diagram
 核戦争・気候変動・種の大量絶滅などの地球の問題群を解決するには金・物・力の奪い合いの人工一方向金字塔文明を命・心・和の分ち合いの自然循環的命帝網文化への大きな枠組転換が必要であることを問題・原因・解決・方法の順に詳しく述べた論考です。やや長いですがルビを振り誰でも読めるようにしてありますので是非お読みください。知人・友人・MLなどでご自由に共有ください。
 
         本当の所、トランプはどれ程莫迦(ばか)*か?
https://globalethics.wordpress.com/2018/01/10/%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AE%E6%89%80%E3%80%81%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%82%8C%E7%A8%8B%E8%8E%AB%E8%BF%A6%E3
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 *莫迦は仏教語のmoha(思考が混乱して論理的でないこと)の音訳で、馬鹿と書き「馬と鹿を混同する者」とする解釈はこじつけと思われます。
             Shedding Suffering
​         http://missourizencenter.org/mzcherenow/
 
                    『ここに帰る』五十号を記念して

                  

  平成十二年四月に『ここに帰る』第一号が発行されてから、今号でちょうど五十号の節目となりました。 

  和田重正先生は多くの著作を遺され、それらは教育や人生・宗教に関する内容が多くを占めていますが、社会改革や平和の問題についても確たる信念をお持ちでした。
 昭和四十年に謄写版の『日本新生の道』を発行。それを元に、翌年の三月十五日には柏樹社から『みんなで国に理想を』(まみず新書第二号)が発行されました。その後も昭和四十六年に『国家エゴイズムを超えて』(柏樹社)、昭和六十二年に『自覚と平和』(くだかけ社)が出版されています。

  これらの中で『みんなで国に理想を』を読まれた方やお持ちの方も、今では少ないと思われます。そこで今号ではこの本をそのまま復刻掲載しました。
 本文は昭和三十七年に、米ソの対立からまさに核戦争の瀬戸際まで行った「キューバ危機」を経験し、人類が生き延びる方途はないものかと思索を重ねていた中で思いついた考えです。五十年以上も前に書かれた文章ですが、核戦争の危機の存在は、実は現在も何ら変わっておりません。

  核弾頭の保持は、米・露それぞれだけでも七千発以上、英国、フランス、中国、インド、パキスタン、イスラエル、北朝鮮の保持数の合計は一千発と推計され、核が分散することによって核の偶発事故や核を使った戦争の危険は「キューバ危機」のあった五十年前よりもはるかに増大しているのです。

  さらにこのごろ頻発しているテロ攻撃、そのテロ組織に前記国々で保持されている核兵器の一部が何らかの理由で流出することによって、テロ攻撃に核兵器が使われることになる可能性もあります。世界中の人々が最も恐れていることです。
 テロ攻撃が頻発したり、国家間の戦争が起こったり、核兵器使用の可能性が存在したりするのは、源を突き詰めればみな、組織、集団、国家などのエゴイズムにその原因があることは明かです。

  この世界的恐怖体制、それを断ちきる道が、この小冊子『みんなで国に理想を』の中には見事に示されております。

 「全人類の福祉ために、国力を捧げること」

  和田重正先生は簡潔にこう示されております。この大きな理想を掲げ、実行することにより、日本の国自身が、希望を持った新しい国に生まれ変わるとわたしも思っております。

  すでにこの文章を読まれた方も、この機会にもう一度味読して、日本の置かれている現実と未来について思いを馳せていただきたいと思います。
 
                                                                                                                                                                                                大塚卿之
  和田重正「平和創造活動・解説と活動の骨子」まえがき:大塚卿之は本サイト「内容」
   にPDFがあります。

    「ノーベル平和賞受賞記念特別市民セミナー」

 

 

  みなさま

 

  こんにちは。

  昨日、長崎の原爆資料館で開かれた「ノーベル平和賞受賞記念特別市民セミナー」に行ってきました。

 

  主催は長崎大学。ICANのベアトリス・フィン事務局長は

スウェーデン出身の35歳、お話が明確で崇高で、素晴らしかったです…

  「核の被害を、世界に忘れさせないために真実を語り続けてくれて感謝します」

というお礼の言葉から始まって、

  「核被害に国境がない以上、すべての人が当事者」

  「核が使われた後、苦難が始まることはヒロシマ・ナガサキが証明している。

そもそも核の開発途中で被ばく者が生まれており、被害や破壊をもって平和を

保つことはできない」

  「ナガサキは(核を作ってしまった)人類の醜態と(復活の)希望を体現している。

長崎の皆様は、核廃絶という物語を描く中で欠かせない役者なのです」

  「理想主義者と呼ばれるなら、喜んでそう呼ばれたい。(ゲバラの言葉だー)

時代の節目において理想主義者は、人類の側において求められるものなのです。

手をこまねいているわけにはいかない」

  「自分を守るために核兵器を他者に落とすことができますか?」

  「核廃絶はみんなが不可能と言っていたけれど、核兵器禁止条約が採択された。

それは草の根の力です。皆の声が、〝核兵器は力の象徴でなく恥ずべきものだ〟

と示したのです」

  「禁止条約はやがて、核の材料に投資しない、等の経済界の変化をもたらす

でしょう」

  「アメリカが〝核の小型化〟を言っていますが、現在の核兵器は広島型の約70倍。つまりアメリカのいう〝小型核爆弾〟とは広島・長崎型原爆と同じなのです」

  そして、こう結びました。

「恐怖の反対は〝希望〟。私は、かつてないほど希望を持っています。私たちは、

良心と希望の合唱で核廃絶を見届けることができるでしょう」。

 

  その後、外務省の方も加わってのシンポジウム。

核の傘の下での核抑止力を重視する外務省の方との議論は、平行線をたどり

ながらも共通点をみつける対話でもありました。共通しているのは「核廃絶」、

「核は使われてはいけない」こと。客席から見ていると、外務省の方は発言の

間ずっとせわしなく足を動かしていました。彼も本音は違っていたのかもしれ

ません。

  フィン事務局長の凛とした発言に、客席からも質問が相次ぎました。「若者は

何をすれば?」「北の行動をどうすれば?」「ネット署名を活用すれば?」

「団体はICANに合流を」

  ん・・?

確かにICANの活動はすごい。でもICAN頼みになるのは違うと思いました。

長崎平和研究所の所長だった故・鎌田定夫先生の言葉を思い出します。

「平和という山を登るのに登り口はいくつもある」。

  ICANがつくってくれた大きく力強い道をいくのも大切。でも、その国で、

町で、若者、被爆者、それぞれの立場の人たちが登れる道を進むこと。それが

全体として大きな力になるのでしょう。

  ライトに照らされているホールの檀上だけでなく、客席も、この場にいない人も

みんなが、この核時代の当事者であり、主役なのだから・・

  いつか、核兵器がなくなったとき、みんなで集まって喜びあいたいな。

先に逝ったたくさんの被爆者の方たちもいっしょに・・。

 

                             西岡由香

これは平和賞プロジェクトJUMPに投稿されたものを筆者に許可を得て転載したものです(筆者は本サイトのホームページにイラストを提供し、その自由使用を許可されています。最新作は「愛のまち―漫画で読む長崎キリシタン史 夢旅日記」。参考:

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E5%B2%A1%E7%94%B1%E9%A6%99

            憲法学習

 

 

  日本国憲法は前文と103条があります

 

  まず前文です。

 

  いくつの文章から成り立っているでしょうか?

 

  ノートに書き写すしてくるというのが宿題です。

 

読点「、」がきたら改行してください。句点「。」がきたら三行空けてください。

 

清書して最後までいきますといくつの文かが正確に確認できますね、ここまでが宿題です。

 

  [1時間目]

  さていくつでしたか?

 

  そうですね。前半四文、後半五文ですね。

前半で国のあり方、後半で国と国のあり方が書かれています。

 

  主語(ーー)と述語(……)を見つけていきます。

 

  第一文

  日本国民は~行動し~確定するという文章の中に「われらとわれらの子孫のために」、~確保し で 基本的人権の保障、~決意し で 戦争放棄、~宣言し で 主権在民 の三原則が述べられています。

 

  第二文

  そもそも国政は民衆から離れては存在しません。民衆の民衆による民衆のための政治です。

  第三文

  第三文は「民主主義の原理」と言えるものでこの憲法もこの原理となっている。

  第四文

  この憲法に反する憲法も法律も命令も一切を排除する(最高法規)

  第五文から第九文までについては自分の心に響いた文章を1つ~2つ見つけてくるというのが宿題です。

 

  [2時間目]

 

  班に分かれて下さい。各班で一人一人から自分の選んだ文を発表してもらいます。どんな気持ちで選んだか、質問も意見も言わずしっかり傾聴していきます。二周目で共感したことがらを述べていきます。三周目で討論して、一つの文を班として選んで下さい。

各班からの発表で締めくくります。

  第八文・第九文は

全員で朗読して

「政治道徳の法則」とはどういうことかを討論します。

 

  宿題です。憲法の103条すべてを読んで、これは大切だと思った条文を三つ選んできて下さい。

 

  [3時間目]

  全員から自分の選んだ条文は何条かを発表してもらっていきながら板書集計します。

 

  第9条、第13条、第18条、第25条を読点改行・句点三行分けでノートに書く作業をしていきます。

  第13条と第9条の内容を読みとる授業とします。

 

  [4・5時間目]

 

  改憲問題の授業といたします。

 

                  憲法語らい場  古川ひろすけ

  筆者には上記のような句読点により書き分けた「二十世紀を生きる あなたの 日本国憲法」北水出版 2001共通年初版があります。

       諦めない・・・必ず勝利を!!!

 

 

       翁長沖縄県知事のお連れ合いが、こんなスピーチを。

           ・・・・・・・・・・・・・・・

   沖縄県知事の家内の樹子でございます。


   翁長がグアムの方に出張に行っておりますので代理という事で参りました。
なにぶん素人で、マイク前にすると上がってしまって、
うまくできるか本当に自信ないんですけど頑張って務めさせてもらいますので
よろしくお願いいたします。

 

   結婚して36年目でしょうか、政治家の女房として33年目になりましたけど、いやぁ、しかし、志位委員長と同じ壇上でご挨拶する日が来るなんて本当に夢にも思いませんで、本当に光栄に存じております。

 

   どうかよろしくお願いいたします。(会場拍手)

   3年前の知事選挙、翁長が現職の方を相手に、本当に有難いことに10万票の差を持って挑戦をさせていただきました。正直、圧倒的だったと思っております、あの差で。ホッとしたんです、これでもう辺野古の問題は決着がつくんだと、名護市長がNOと言ってる、県知事もNOと言った人間が当選した。

   何ですかこの3年間・・・
冗談じゃないですよね、皆さん!


   政府は、しょっちゅう言う、「何の問題もない」と。
どこにいったい民主主義があるんですか?どこにあるの?
私たちの自治権は?人権どこにあるんですか?それが何ともない事なの?
冗談じゃないと3年間、怒り続けて参りました。(会場拍手)

   正直苦しいです。夫がいつも苦しい顔をしているのを見るのは辛い、女房は。
本当ですよ、あんなに明るくて、いつもいろんなことがあっても家に帰ってくるときには玄関先でそう言った苦しいのをおいて、ただいまって笑って帰ってくる人が、
この3年間、笑わないんですよね。ちょっと時間があったらすぐ部屋にこもっていろんな法律の本ひも解いたり、しょっちゅう勉強して歩くの。言ったセリフが「こん
だけ学生の頃勉強していたら俺は東大だった」って(会場笑)

 

   いやー本当に必死に勉強しているんです、それなのに政府は言うことをコレッポチも耳を傾けてくれない、こんな苦しいこと、悔しいことはないです。

   でも負けるわけにはいかないですよね、皆さん。
70年前の戦争で、私たちおじいおばあたちはもう命からがら、必死の思いで何とか生き延びて、私たちに命を継いでくれたんです。


   両親と私たちの時代は米軍統治を経て、人権もなくて、憲法にも守られずに苦しい時代を過ごしました。


   私たちは今もフェンスの中にいる・・・
その時代を何とかくぐり抜けて、やっと復帰して、やっとこれで憲法に守ってもらえると思ったら、政府はあの方達です。聞いてもくれない。

   沖縄県民には人権がないと言わんばかりの方達が、あらん限りの権力を持って押さえつけようとしてる。


   じゃぁ負けて諦めるのか、どうですか皆さん、諦められますか?

  (会場「諦めない!」)


   そうです。諦められないし、必ず私たちはおじいおばあがやったように必ずこらえて押し返して、先の子供達にはもっといい沖縄を残したい。

  (会場拍手「ナトンドー!(そうだ!)」)

   頑張るしかないです私たちは。
   心折れないで下さいよ、
   大丈夫ですか?
   頑張りましょうね!(拍手)


   ひとつ、これは選挙です。
相手候補の方と稲嶺さん比べたら、Wスコアで勝っても本当におかしくないです。
当たり前、それが。

   しかし相手候補には申し訳ないけど、稲嶺さんの相手は実は相手候補ではないです。国が政府があらん限りの力でもって抑えにかかってくるんです、皆さん!
簡単じゃないです、これに打ち勝つのは。私たちの心の中にちょっとでも「まあ何とか勝つでしょう」なんて気持ちがあったら結果は厳しいです。

   心に刻んで、みんなで必ずこの選挙を勝って、
私たちのこの闘いを必ず成就して、
私たちのこの気持ちを必ず日本政府に認めさせる、
沖縄の現状を国民に知ってもらう、
それしか私たちには道がありません。


頑張りましょうね。必ず勝利を!
頑張りましょう、最後まで!!!


どうかよろしくお願いします!!!!!

​   句読点・改行などは入手原稿(投稿古川ひろすけ)と違いますが読者のご判断を

   

この投稿に対する反応

  古川さん、みなさん

 

   命から噴出するものはスバラシイ!

 

   これを頂戴早速平和・平安ブログとglobal-ethicsブログに転載させて頂きます。

                                     魯参

  古川さん、
   ありがとうございます!!!
   何といういい素晴らしいスピーチでしょう!
   ふだんは夫の陰に隠れて人前に立つこともない夫人が、いつも傍にいて、大変な仕事

   をする夫の姿を見ては心配ばかりしている夫人が、思わぬ機会に人前で語った、夫が

   立ち向かっている、夫を苦しめている怪物に対しの正直な本音の、ありのままの思

   い、悔しさ、怒りがジーンと胸に伝わってくるではありませんか!
   思わず共に戦おうねー、一緒にやるけんねー!と
   気持ちを奮い立たせてくれます、このスピーチ!

   この文章,幅広くいろんな人に読んでもらいたい。拡散できませんか?
                                     池田、拝

  池田さん、みなさん

 

   早速二つのブログに載せましたがこれはFB. twitter, G+に転載されます。

 

   池田さんの感想をそのブログに転載してよいですか?匿名も可。

 

   みなさんにも拡散お願いしたいですね。

 

  私の友人とは田中美津さんでしたので彼女に以下のメールを送りましたーーー

   田中美津さま
    古川ひろすけです
    翁長樹子さんのスピーチありがとうございます!
    あまりにも感動いたしまして、仲間に拡散しました。

    早速の返信です

    [その一]
    古川さん、
    ありがとうございます!!!
    何といういい素晴らしいスピーチでしょう!
    ふだんは夫の陰に隠れて人前に立つこともない夫人が、いつも傍にいて、大変な仕

    事をする夫の姿を見ては心配ばかりしている夫人が、思わぬ機会に人前で語った、

    夫が立ち向かっている、夫を苦しめている怪物に対しての正直な本音の、ありのま

    まの思い、悔しさ、怒りがジーンと胸に伝わってくるではありませんか!
    思わず共に戦おうねー、一緒にやるけんねー!と気持ちを奮い立たせてくれます、

    このスピーチ!

    この文章,幅広くいろんな人に読んでもらいたい。拡散できませんか?

                                    池田、拝

   [その二]
    古川さん
    みなさん
    いのちから噴出するものスバラシイ!これを頂戴して、平和・平安:非戦・非核のブ

    ログ(www.heiwasekai.org)とwww.global-ethicsブログに掲載させていただきま

    す.                                  魯参

    美津さま
    全日本・全世界に拡散させていただきました。
    1月15日
                                   古川ひろすけ

    なお
    平和・平安のブログには古川が日常的に発信しています

   池田さん
    早速の感想ありがとうございます

    このメールが私のところに着信したのは1月15日(月)の13時です。
    仕事を終えて帰宅してすぐ
    17時11分にミロクに転送しました。
    するとどうでしょう。
    18時半過ぎには池田さんの感想が届きました。同時に魯参さんは平和・平安ブログ

    とグローバルのブログの二つに掲載してくれてます。

    個人の尊厳・いのちの尊厳にかけたスピーチは電撃の早さですね。

    私が憲法を発信したものが、ブログ発信されるなんてことは古川にとって革命その

    ものです。
    「今だけ自分だけお金だけ」社会にされて、忖度人間がうようよいます。日本人は

    政治を語らないとつい最近まで言われてきました。
    前川喜平さん・籠池夫妻・詩織さんが自分の尊厳にかけて真実を語りだしてから

    は、だれもが忖度人間とは違いますね。
    オキナワは子どもや孫に基地を残せないと 言い始めてから日本も動き出しているよ

    うにおもいます。

    心打たれたスピーチが電撃の早さで拡散されようとしていることに感動していま

    す。

    池田さんの感想に感激いたしました。

                           2018.1.15  古川ひろすけ

   魯参さん、

 

    僕の感想で良かったらどうぞ使って下さい。

    翁長夫人のスピーチが多くの人の目に触れますように・・・。

                                    池田

   古川さん、池田さん、魯参さん、みなさん

 

    わたしもこのスピーチには心底感動しました。

 

    自分の思いをそのままさらけ出しています。

    全く嘘がありません。

 

    こういうのを名演説と言うのだと思います。

 

    国会での議論もこのような心情を持って話し合えれば

    心が通じ合えると思うのですが。

 

    この記事をすでに魯参さんがウエブサイトにアップしてくれましたが、

    古川さん、このメールの出所に自由に拡散して良いのか確認してくれますか?

    出所を記載する必要があるか、ないかもお願いします。

 

    そうしたら、わたしも他のメーリングリストやbccを使った個人メール、FBなどで

    拡散します。

                                   大塚卿之       

   大塚さん池田さん魯参さんみなさん
    1/12名護市長選・「稲嶺ススム市長3選めざすオール沖縄市民集会」、志位和夫

    共産党委員長・翁長樹子(みきこ)らをむかえた集会での発言でした。
    志位「稲嶺市長の勝利で、新基地を許さず、名護市政の発展を」
    稲嶺「日米政府に勝利を見せつけよう」
    照屋大河(社民党)「力あわせなんとしても」
    翁長樹子「稲嶺さんの相手は国・政府」
                           (1/14しんぶん赤旗より)

    本文は翁長知事の妻・翁長樹子の演説を文字化したものと思います。(赤旗は要旨)

    市民集会での発言です。大いに拡散していいでしょう。

​                                  古川ひろすけ

             「核抑止は神話です」(ベアトリス・フィン)



  トランプが核兵器使用を口にした時は、威嚇・脅しです。
 「北」のミサイルを止めることはできなかった。

  南北対談が始まると、「北」のミサイルが休止している。

  安心・安全は「圧力」ではなく対話を拓くことだと証明された。

  憲法前文には「諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し」とある。

  アメリカは核兵器を持つから日独伊に米軍基地ができた。核を持ち込んできていると思うと主権も独立も口にはできない。「抑止力」が働く。アメリカ政府にいつも忖度していなければならなくなっていく。
日本政府に対してこそ核抑止力が働いていたのではないか?

  1947年には「戦争放棄・戦力放棄・交戦権否認」の憲法(9条)をもっていた。「主権を維持し他国と対等関係に立とうとする各国の責務」(前文)を果たすべく日本はあった。

  ところが、1950年には7万5千人の警察予備隊を設置させられた。(→1952年保安隊→1954年自衛隊)。

  1952年4月28日、沖縄を切り離し、日米安保条約が、日本全土に米軍基地を許して進駐軍のある「独立」を果たす。1960年の新安保で経済協力が約束させられ、農業・水産業の崩壊が進み、海岸線に火力発電・原子力発電が立ち並ぶ光景。「いのちの海」とはとても言えなくなる。「戦争放棄」は「平和主義」と言い換えられ、2012.4.27には「自民党改憲草案」が発表された。「戦後70年」(2015年)には「安保法制」が通され、日米同盟の声高らかになる。「憲法70年」(2017年)には「共謀罪法」強行。

  その中でも、2017年には、「希望の光」が射しました。
7月7日国連会議で122ヶ国賛成で核兵器禁止条約が採択された。

  「核兵器の終わりの始まり」です。
核保有国に忖度することなく希望が語れます。「みんなで国に理想を掲げよう!」も平和省も9条の国連決議も、核兵器を終わりにする過程で可能です。

                  憲法語らい場  古川ひろすけ

 

 

 

                        「核抑止力という神話」

 

 

  神話って、現実に根拠のないことを指示することばでもあります。

 

  「抑止」とは、「上から」おさえつけて進行をとめるという意味ですから、

カンドコロは「上から」にあります。

対等ではない。上位の者が下位の者を「おさえつける」ことですね。

 

  とすれば、アメリカ合衆国とか日本国とかいう名の国家は、

朝鮮民主主義共和国という名の国家より「上位」であることを

前提としなければ、「抑止」という行為はなりたたない。

 

  はじめから、相手を下に見て(見下して)、

嵩にかかって、こちらの意志をおしつけようとする、

これが抑止だとするなら、核抑止とは、

核をもっているという事実そのものが、相手より上位である、

ということを前提にした概念だということになる。

 

  相手が、自分は劣位にあると自覚しているなら、

そういうこともなりたつかもしれないが、

そうでない相手には、通用しませんね。

 

  国家に上下の序列を、それも、

上位であると根拠なしにおもいこんでいる国家が、つけることそれ自体、

「国際関係」のありようとして、まっとうなことでしょうか?

 

                                                                                 彦坂 諦

 

               「日本国憲法は押しつけられたのか?」

 

  たしかに、「おしつけた」という事実はあります。

ただ、だれもが忘れている、

あるいは、はじめから気づいていないことがある。

 

  押しつけられたという以上、かならず、

だれが、だれに、という問い答えなければならない。

日本国憲法を、アメリカ占領軍が「おしつけた」ことは事実だ。

では、「だれに」押しつけたのか?

 

  「日本国民」にではない。

「大日本帝国政府」に、です。

 

  当時、「大日本帝国政府」は存続したままでした。

ムソリーニ政権を倒してバドリオ政権が連合国に降伏したばあいとはことなる。

アメリカ政府は、この「大日本帝国政府」を通して日本を統治するという

間接統治の政策をとっていた。

 

  さらに言うと、日本「国民」という言葉を、

新「日本国憲法」にまで持ちこんで、

占領軍が「押しつけた」英文に

「We, the Japanese people」とあるの部分の、

「われわれ」を削除し、「人民」を「国民」にすりかえたのも、

当時の「大日本帝国政府」でした。

 

  新「日本国憲法」の発布にあたっても、

「国民」が制定したと前文に書いてあるのに、

「天皇」が「帝国憲法」の「改正」を「裁可」し、

これを「公布せしめる」という形をわざわざとった。

これも、「大日本帝国政府」の策謀だった。

 

  「大日本帝国」から「日本国」とい名の国家に変ったのちも、

その国家を支配するひとびとは、実質的に、ほとんど変らなかった。

 

  だから、いま、日本国政府を代表する安倍晋三氏が、

あの憲法は「押しつけられた」ものだと言うのは、まことに正しい。

「政府」としては「押しつけられた」ことにまちがいはないのですから。

 

  しかし、「日本国民(人民)」が押しつけられたと思うのは正しくない。

そう思うのは、国家と自分とを、

具体的に言えば、国家を支配している政府と自分とを、

切り離すことができないでいるからです。

 

  本来、憲法とは、人民が政府に押しおしつけるもの。

人民は押しつける側であって、押しつけれらる側ではありえない。

 

  にもかかわらず、いま、安倍政権が「国民」に押しつけようとしている憲法では、

「国民」が「国家」のためになにをしなければならないか、だけならまだしも、

日本「国民」である以上、どういう「道徳」を「遵守」しなければいけないか、

いえ、それどころか、日本「国民」とはどういう人間で「あらねばならない」かを、

政府が教えこんで(訓育して)、教えに背く者を非国民として排除しようとする。

 

  「国民」は「こども」なんですね。

だから「しつけ」なきゃいけない。

かつて、「臣民」とよばれていた国民が天皇陛下の「赤子」であったように。

安倍さんは、もう、自分が天皇であるつもりなのです。

                                                                                   彦坂 諦

    

  世界憲法歩き(飛翔?):週刊金曜日「憲遊記」

週刊金曜日は現代の問題に鋭く切り込んでいますが、2018年4月27日発行の週刊金曜日は憲法特集号でした。


その中に、伊藤千尋さんの「『9条の碑』を歩く」というレポートがありました。
日本国憲法9条の全文を刻んだ石碑が全国に少なくとも18もあるとのことです。しかも、そのうち7個が沖縄にあります。そのどれも独特で魅力あるモノですが、読谷村の石碑には「世界中が9条の精神で満ちることを信じよう」と刻まれています。

 

そのレポートに続き、本誌の連載マンガ「さらん日記」でおなじみのさらんさんが「憲遊記」(案内役は国際ジャーナリスト伊藤千尋いとうちひろさん、筋斗雲同乗は漫画家さらんさん)、という、新連載マンガが8ページにわたって読者の目を牽いてます。大変わかりやすく、9条の碑などについて画かれています。その後、このマンガは2018年7月13日号まで10回にわたって特色ある諸国の憲法を筋斗雲に乗って飛び回り紹介しいています。

 

 読みたい方は4月号にさかのぼって定期購読されることをお勧めします。きっと知らなかったことも多く、更に調べて見たい、その国の憲法を読んでみたいという思いに駆られることでしょう。大きな視野と心の篭った絵は誰でもが興味をもって引き込まれ理解できるものですから、できればお子さんたち。お友達にも勧めてもらったら憲法についての理解が進み現在・未来の人類・生類への大きな貢献になるでしょう。

 

                             大塚 卿之

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

    『週刊金曜日』2018年4月27日(No.1182)号より転載許可を得て転載

 

 

           (感謝・・・声援を送ります)

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